レシピ検索 

今週のレシピ

2014年5月5日放送のレシピ

「桜花糝薯(おうかしんじょ)」

材料

  • 大根…1人分は2~3センチの厚さのもの1個
  • 桜の花の塩漬け…1~2個を水洗いして20秒ほど
    電子レンジをかける
  • シドケ…1人分は5~6センチの長さのもの3~4本
    ※緑の添え物用
  • 人参…1人分は直径1~2センチで厚さ3~4ミリを4枚ほど
  • 米のとぎ汁…適宜(大根のゆで汁)
  • だし汁…適宜
  • 塩…少々
  • 酒…少々
  • 魚のすり身…1人分は100グラム
  • 山芋…1人分はスリおろしたもの大さじ1杯
  • 片栗粉…少々

 

作り方

  • 大根を2~3センチの筒切りにして五角形にする
  • 梅の花びらのように、五つの丸い花びらの形に切り
    梅の花の形にする
  • 花びらの先端に切り欠き傷をつけるようにすると
    桜の花の形になる
  • 大根を90度位の米のとぎ汁でゆでる
  • 竹串がスッと入る位になったら火を止めて、水にさらす
  • 2~3分煮て、米のとぎ汁の匂いを取る
  • 仕上げは、鍋に大根を入れ、その大根が浸る程度にだし汁を入れ、
    塩と酒を少し入れ、70度位でゆっくり煮る
  • 大根に竹串がスッスッスッと入る位に柔らかく味を含ませる
  • 魚のすり身100グラムに、スリおろした山芋大さじ1杯を加え、
    だし汁60ccを入れて、すり鉢でスル
  • その中に、桜の花を、みじん切りにして混ぜ、
    中心部に穴を空けた大根に詰めて軽く蒸す
  • 大根を煮た時のだし汁に、片栗粉を入れトロ味をつけ(→銀あん)、
    器に盛った大根にタップリとかける
  • 最後に大根の上に緑の添え物として、ゆでたシドケを乗せる
    (蕨やアスパラでもよい)

 

↑ページの上部へ戻る


番組のご案内

岩手県産の野菜・果物・魚類・肉類は、全国トップクラスの品質を誇り、今や全国各地へ流通しています。地元でとれたものを地元で消費する「地産地消」は、岩手の安全安心な山の幸・海の幸の優れた食材を、さまざまな料理法で創りあげる「地産地創」という新たなキーワードで今や食文化の進展をリードしています。
そこで、身近にある食材で、誰もが手軽に作れる四季折々の料理を番組で紹介するため、現代の名工・元日本調理師会会長の加藤綱男さんの出演により「加藤綱男の料理小噺」(15分番組)が2013年12月からスタート。小噺トークで料理を紹介し、合わせて番組ホームページで、できあがりの料理の写真付きで、材料と作り方をプリントアウトできるというスタイルも好評を博してきましたが、加藤綱男さんは2022年7月で番組を卒業。
同年8月から、加藤綱男さんの経営する「いしどりや新亀家」料理長で加藤綱男さんの孫にあたる加藤卓也さんが、番組を受け継ぎ、新たに「岩手の料理小噺」として再スタートすることになりました。

「岩手の料理小噺」
放送時間:毎週月曜8:45〜9:00

↑ページの上部へ戻る


プロフィール

加藤卓也(かとうたくや)

1988年8月5日花巻市石鳥谷町生まれ
盛岡スコーレ高等学校調理科を卒業後、京都の老舗料亭「菊乃井本店」で5年間、大阪市の「和食いしず」で3年間修業。また飲食業界で6年間勤務した後、2020年帰郷し、日本料理「いしどりや新亀家」に入社。
現在は料理長として、伝統を守りつつ新しい味を追求し、より良いサービスの提供に努めている。

 
川村龍雄(かわむらたつお)

フリーアナウンサーとして、番組パーソナリティーや、各種イベント司会やテレビ・ラジオの番組やCMナレーターを務める。
料理小噺のプロデューサー・ディレクターでもある。
エフエム岩手「洋楽メモリーズ」「Hikingレディオ」「いーはとーぶトーク」も担当。

 

↑ページの上部へ戻る