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盛岡文士劇を終えて…

2017年02月07日

 

なんだか今になって、すごく寂しさが出てきました。

大変だったけど、楽しかったからなぁ…。

 

写真4

▲スタッフの皆様も、全員集合!本当にお疲れ様でした!!

 

 

多分、もう2度と無いと思います。紀伊國屋ホールに立つことなんて。

 

その舞台を家族が観てくれたこと。

一緒に演劇を学び 今はそれぞれの道を歩いている大学時代の友人たちが、

岩手で働くわたしを 心から応援してくれている友人たちが、

ラジオ業界をもっと良くしようと 切磋琢磨し支え合う仲間たちが、

紀伊國屋本店で 営業マン時代すっごくお世話になった元書店員さんが、

チケット代を払って観に来てくれたこと。

 

そのほか、この公演を楽しみにしてくださっていた満員のお客様たち。

笑って、涙を流して、温かい拍手と満面の笑みで迎えてくれたカーテンコール。

なんだか全てのことが今でも夢のようです。

 

そしてあの華やかな舞台は、ステージに立つ「演者」たちよりはるかに大人数の

スタッフの皆さんのおかげで成り立っている。

あらためて、盛岡文士劇に関わったすべての皆様に、心から御礼申し上げます。

 

 

というわけで、盛岡文士劇 『みちのく平泉 秀衡と義経』 を

写真とともに駆け足で振り返ります。

 

 

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▲紀伊國屋書店新宿本店。この交差点で信号を待つのは、昔から結構好き♡

 

写真5 2 (1)

▲東京公演のプログラム。中面もカラーで♪

 

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▲ロビーにはたくさんのお花。私にも立派なお花が…(涙)ううう。

 

JFNやエフエム東京からも。

今回出演されるゲストの皆様と、ラジオのお話をたくさんできたのは嬉しかったなぁ…。

いつかラジオでも共演したいです☆

 

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真 5

▲陽水さんから、内館先生へのお花♡ これ本当にステキ~!

 

写真

▲観劇に来てくれた友人たちからも。「…好き」という私のキメ台詞を添えて(笑)

 

写真 2

▲化粧ナシ、衣装アリ。…お分かりになりますね?衣装をつけた時に舞台化粧がどれだけ大切か…(汗)

 

写 1

▲現代物を客席から!リハーサルの時にちょこっとだけ観せてもらったので、お衣装ではないけど…。

 

真 2 (2)

▲流れ作業で、どんどんキャストがお化粧を進めていきます。メイクさん、カツラ屋さんも大変~!

 

写真3

▲楽屋の様子です。お菓子を食べる人、本を読む人、お喋りする人…さまざまです☆

 

 

 

写 3

▲平野啓一郎さん、柚月裕子さんと。これが初舞台だなんてとても信じられないお二人…!

 

平野さんが最後のセリフを終えて楽屋に戻られたときの、キラッキラの笑顔が忘れられません(笑)

最後のセリフは『…好きにいたせっ!』

コレを言い終わると舞台袖に入って『はー、終わった!』と思うんだ、とおっしゃっていました。

柚月さん、なんと美しいお姿!そしてお声!一発で魅了されてしまいました…♡

まさに『鈴を転がすような声』。本当に、羨ましく聞いていました。

今ではおそろいの『ハチミツ』を使っている…♪というのは、ココだけの秘密!

 

 

3

▲金田一秀穂さんと。(阿部の右は柚月さん、脚本家の道又さん)

 

『ラジオって、あの距離感がイイですよねぇ~』と、一緒にラジオのお話、たくさんしました!

阿部は「言の葉歳時記」という番組が好きで、エフエム石川で毎週聴いているのですが

その事もとても喜んでくださっていました。

前回・今回とご一緒して、今回初めてお会いしたときの第一声が

『…ずいぶん、お痩せになりました?』…さすがです(笑)

 

 

写 5

▲ロバート・キャンベルさん、久美沙織さんと。楽屋でずっと一緒でした♡

 

キャンベルさんは、ちょうど「トランプ大統領」絡みのお仕事で引っ張りだこで…。

ものすごいスケジュールの中、盛岡公演のお稽古にも来てくださっていました。

名前と顔をすぐに覚えて下さって、次からは必ず名前で呼んでくださる…

『キャンベルさんは紳士だよ~』と皆さんがおっしゃる意味が良くわかりました!

久美さんとは「ダブル沙織」として仲良くしていただきました☆

ミスさんさの二人に教えてもらって、さんさ踊りを楽屋でマスターしていた久美さん。

手のひらマッサージ、気持ち良かったなぁ…♪ありがとうございました!

 

 

写 2

▲IBC岩手放送・村松文代アナウンサーと。

 

観劇に来た友人たちも、口をそろえて『カッコ良かった~』と言っていました。

なにより男役が似合い過ぎる…!スタイルの良さにいつも見惚れていました。

うやむやになってしまった『東京公演までにベターっと開脚できるようになる!』という約束…

「スミマセン、達成できませんでした!」と、いつ伝えようか悩んでいます(汗)

 

 

写5

▲めんこいテレビ・米澤かおりアナウンサー。義経役でした。

 

努力する人が好きです。だから米澤かおりの事がすごく好き。

あれだけのセリフを1ヶ月未満でほぼ覚えてきて、周りに本気を見せた。

「これは当たり前。特別なことをしてるわけではないです」

すごいね!と言われるたびに周りにそう告げることで、

主役を引き受けた自分を鼓舞していたんだと思う。

間違いなく、今回の義経は彼女でなければ成り立たなかった。ありがとう!

飲みに行けばあんなに女の子なのにね(笑)またお肉も食べようぞ!

 

 

写4

▲澤口たまみさん、浅川貴道さんと。本当に大好きなお二人♪

 

たまみお姉さまとは前回姉妹役をして以来、仲良くしていただいています。

今回の三郎役に、何度泣かされたことだろう…。悩んで作り上げた「三郎」だからこそ、

あんなにも客席からすすり泣く声が聴こえたのだと思います。これからもよろしくねお姉さま☆

浅川さん、いえ、私の中ではいつまでも『光の君』です(笑)

お芝居のことだけでなく、仕事のことも、その他のことも、なにを話しても必ず【ストン】と納得させてくださる、魔法使いみたいな方。

東京公演はこの方の出演で、さらに良いものになったと確信しています。

 

 

写真 1

▲北上秋彦さんと。

 

今回、北上さんが演じられた『梶原景時』。最っ高にイヤな役で、最っ高に好きな役でした。

あの役は北上さんにしかできないなぁ…と羨ましく思ったり。

お稽古中にセリフを忘れて「…んっ?俺かぁ!」と笑っている北上さん、役とのギャップが大好きでした☆

 

 

写真 3

▲脚本家・道又力さん。

 

この格好で携帯電話を使っているという、奇妙な場面に遭遇したのでこの写真を(笑)

そして舞台上で見せるあの「不思議な動き」…あぁ、道又さんだなぁ。とホッコリ。

道又さんの書かれる脚本、とても好きです。

 

 

写 4

▲ミスさんさ・於本莉枝さん、日山佳那子さんと。(たまみさん、米澤さんも一緒に)

 

若い二人も本当に頑張っていました。

さんさの仕事でアチコチ行きながらお稽古にも参加して…。

日山さんは、東京公演がちょうどテストの時期と重なって!

でも、良い思い出になったかな?二人にとても癒されました~♪

 

 

写2

▲横からニョキ!兵士役・吉田利成さんと。

 

ガッツリお芝居をされている「経験者」。最初の頃、私がワラビ姫をどう演ろうか…

悩んでいたこともきっと見透かされていたと思います。

誰よりも周りを見て、キャストに、スタッフに気を配る…。さすがです兄さん!

お会いできなかった奥様に、いつかご挨拶させてくださいね!

 

 

写真 1

▲兵士役・佐藤智之さん、宮原佑茉くんと。

(本当はもう一人、諸賞流から主濱泰晴さんが出演してくださいました)

 

南部藩古武道諸賞流の方たちが、三名も兵士役で舞台に立って下さいました!

とにかくやっぱりカタチが格好イイ!強くも、弱くも見せられるという「技」を見せつけられました。

宮原くんは中学生(しかも受験生!)だったのに…兵士の役と、実盛と。

お稽古にもたくさん参加してくれて、ありがとうございました!

 

 

1

▲演出・長掛憲司さんと。

 

東京公演と奥州市民文士劇の日程が重なっていたため…

東京公演の本番は観ていただけなかったのですが。

(長掛さんは盛岡と奥州、掛け持ちで演出をされていたのです)

最後に飲みの席でご一緒したとき、『いのちの話』をしてくださったのです。

ずいぶん大きな話だな、と思われるかもしれませんが…

こういう世界情勢の中で芝居をやる意味を、

我々が「みちのくのお話」を東京まで持っていって演じる意味を、

教えてくださったのだと思います。

そのおかげで、「ワラビ姫」が完成しました。

とっても涙もろい長掛さん。私とイイ勝負だと思う(笑)

 

 

こうやって振り返っていたら、

一緒にお写真を撮っていない方がたくさんいることに気づきました。

ショック…(凹)

 

うちの母を「美女」とほめてくださった(笑)、井沢元彦さん。

千葉土産の『ぴーなっつ最中』をすっごく気に入ってくださった、内館牧子さん。

出番が終わると必ず舞台袖で『カンペキだな!』とおっしゃっていた、谷藤市長。

これぞ弁慶!役柄もお衣装も似合いすぎていた、斎藤純さん。

前回は親子役でしたので、いまだに『お父様』とお呼びしている、菊池幸見アナウンサー。

兼実はこの方しかできない!楽屋でいつも笑わせてくださった、菅原和彦さん。

そして、

近くに居なくても その声でいつも傍に居て下さった、高橋克彦さん。

 

舞台を最高のものにしようと動いてくださった、スタッフの皆様。

 

 

繰り返しになりますが、大事なことは2度。

盛岡文士劇に関わったすべての皆様に、心から御礼申し上げます。

ありがとうございました!!!