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盛岡文士劇、無事終了しました!

2017年12月08日

 

それでは…

「文士劇が終わった」という内容のブログを書きます。

これを書くと本当に終わってしまう気がするのだけど、書きます。

応援してくださった皆様にお伝えしなくては。

 

文士劇出演は3年連続3回目。

でも今回は過去2回とは何かが違いました…

何って聞かれてもわからないのだけど、確かに何かが違いました。

2ヶ月間のお稽古も、本番も、あっという間に終わってしまった印象です。

セリフが増えたから、集中していたのかな(笑)

 

以前一度ブログでご紹介しましたが、今回の時代物は

『忍寄恋倭心中』というタイトルで

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を

古墳時代に置き替えて描いたもの。

 

わたくしはジュリエットの乳母(ばぁや)の役でした。

なかなか「役」(ばぁや)が降りてこない中、時間だけが過ぎていき

ヘンなプレッシャーに押しつぶされそうになりつつも

何とか踏ん張れたのは、周りにいた皆さんと応援してくださった方のおかげです。

本当に、心から感謝しています!!

 

 

▲全員集合!…じゃないな。口上に行っていた盛岡市長だけ不在ですが…「まもなく!」というタイミングで1枚。

 

 

▲プログラム。同じ写真を3年連続使い続けている私です。

 

 

▲今年も立派なお花を頂戴しました!これ見るとグーンとやる気アップ!

 

 

 

▲演出、安達和平さんと。

 

おかえりなさい、安達さん!また安達演出の舞台に立てて光栄です!

想像もしていなかった動きを付けられてオドオドしても

にっこりと「大丈夫だから!」と言っていただくと

不思議と「何とかなる!」と思えてしまう…安達マジックです。

わらび座の名優である安達さん…

私のようなアタマの固い素人への指導は本当に大変だったと思います。

でもまた、大好きな安達さん演出の舞台に立ちたい!というのが本音です♪

 

 

▲大王(おおきみ)役、ロバート・キャンベルさんと。

 

今年はキャンベルさんにお会いしてすぐに

「おめでとうございます!」をお伝えしました。

先日受賞式が行われた日本放送文化大賞のラジオ部門で

『ミュージックドキュメント 井上陽水×ロバート キャンベル

「言の葉の海に漕ぎ出して」』がグランプリを受賞したのです。

日本語の持つ「曖昧さ」の可能性について考えさせられた

とても大好きな番組でした。

キャンベルさんとご一緒すると、勉強になりことばかり。

お稽古場でも、宴の場でも。楽しくてずっと笑っていたなぁ。

大王の演技も、さすがでございました。

 

 

▲大鵰(おおわし)役、金田一秀穂さんと。

 

『しょっちゅう会えるわけじゃないからイイんだよ。

シーズンイベントみたいな感じ。

また来年のこの時期になったら集まって、

「わー元気だった~?」とキャッキャする。それがイイんですよ』

打ち上げ会場で、先に帰る私が寂しげにご挨拶に伺ったら

金田一さんからこの言葉をいただいたんです。

来年、また金田一さんにお会いできるかな♪とっても楽しみ☆

娘さんとも仲良くなりました!!

 

 

▲水城君(みずきのきみ)役、久美沙織さんと。

 

さおりーず(笑)

久美さんのおかげで、楽屋はいつもパァッと明るくなります。

千秋楽後に、大きな帽子のせいか首が痛くなった私に

「こうしてマッサージしてリンパを流すのじゃ!」と教えてくださいました!

もうこのまま弟子入りしようかな…。

 

 

▲左:錫那君(すずなのきみ)役、澤口たまみさん

中:憂莉依媛(ゆりえひめ)役、米澤かおりさん

 

奥様とお嬢様。この方たちとのシーンが多かったですが

文士劇での付き合いも3年。安心して出来ました!

たまみさんが衣装似合いすぎの件。そして立ち姿の美しさ…。

そしてかおりちゃんの可愛すぎる姫!んもう!!

本当の家族みたいで、とっても心地よかった~♡

 

 

▲守緒(もりお)役、甲斐谷望さんと。

 

いつもちゃんと写真に写ってくれない(?)甲斐谷ちゃん。

よく周りを見ていて気配り上手、そして一生懸命。

仲良くなれてとっても嬉しかった~♪

何より私は彼女の声が好き。滑舌もよくて、羨ましく思っています。

またデートしようね♡

 

 

▲牧人(まきひと)役、江幡平三郎さんと。

 

江幡さんとお会いしてきちんとご挨拶するのは、実はこの文士劇が初でした。

カーンと通る良いお声と、

お稽古中に上手の舞台袖で動きの復習をされていた姿が印象に残っています。

花形満か、近藤正臣か、というこだわりの髪型もバッチリと決まり

この役は江幡さんでなくちゃ!と誰もが思う役に仕上がっていました。

『お会いできてよかったです』というもったいないお言葉も頂戴し…

こちらのセリフですそれは。今後とも宜しくお願い致します!

 

 

▲左:津根人(つねひと)役、松本伸さん

右:糠虫(ぬかむし)役、道又力さん(脚本も)

 

「今回の作品で、ばぁや以外だったら何を演りたかった?」

そう聞かれたら『津根人!』と即答していたと思います。

それくらい魅力的な役。

だからこそ、松本さんのご苦労も多かっただろうと推察しますが

みんな大絶賛の仕上がりでございました!

道又さんの糠虫…お髭が似合いますこと!ステキでした(棒読み)

今回も、あの長い原作をこんなにわかりやすくまとめるなんて…という驚きと

原作に無いセリフを入れることで、優しさ溢れる作品になっていました。

道又さんの脚本が、やっぱり好きです。

 

 

▲稲田(いなだ)役、北上秋彦さんと。

 

ダンナさまー!!

北上さんの安定した演技に引っ張っていただきました。

「こうした方が面白いハズ」という想像力と客観性に脱帽です。

私も精進します!

 

 

▲猛人(たけひと)役、中村慎吾さんと。

 

いっちばん最初に舞台に出る人って、すごく緊張すると思うんです。

今回は彼。しかも、一瞬でお客様を物語に引き込むような登場。

悩みながらも一生懸命やっているなぁ…と

姉のような気持ちで見ていました。人懐っこい、「ピュア男」です(笑)

また飲みに行きましょう♪

 

 

▲安岐彦(あきひこ)役、吉田利成さんと。

 

衣装の色が近いので、『本当はこの2人は恋仲なのでは…?』と

勝手に妄想して楽しんでいました(バカ・笑)

色んなキャストにアドバイスをし、作品全体をよくするため

稽古場でのムードメーカーの役割も忘れない…。良き兄貴です♪

お世話になりました!!

 

 

▲日向(ひむか)役、斎藤純さんと。

 

放送でもお話ししたのですが、この方から

『今回の助演女優賞はキミだよ』とお言葉をいただきました。

先輩、ありがとうございますっ!!

純さんが登場すると、会場からワッと拍手と声があがるんです。

コレは毎年のことですが、いつも羨ましく思っています…。

今年の役作りもさすが!そして似合ってしまうところも、さすが純さんです☆

 

 

▲石上(いそのかみ)先生役、菅原和彦さんと。

 

今年の菅原さんは違いました!主役の2人を結びつける重要な役。

セリフも多いし難しい。それでいて、ちょっぴりコミカル…。

「今年の菅原さんは違うなぁ~」お稽古場ではそう思っていても

稽古終わりに飲みに行けば「あ、やっぱり菅原さんだ(笑)」

絶対笑わせてくれる菅原さん。ありがとうございました!!

 

 

▲舎人と郎女を演じたミスさんさ・真田茉里子さん(左)、中井奏絵さん(右)と。

 

毎年ミスさんさ踊りのお嬢さんたちには

美しさと礼儀正しさ、ひたむきに取り組む姿勢に感動させられます。

今回もまさにそうでした。

若いお2人のおかげで、お稽古場も癒しに溢れていました~♪

ありがとうね~~♡

 

 

ほかにも、一緒にお写真は撮れませんでしたが

ナレーションで舞台をキリッと引き締めてくださった高橋克彦さんと内館牧子さん。

去年は親子役でしたが今年はまったくご一緒するシーンの無かった谷藤市長。

生演奏で舞台を素敵に彩ってくださった楽師の皆さま。

舞台を最高のものにしようと動いてくださった、

衣装、ヘアメイク、音響、照明、装置など……全スタッフの皆さま。

 

盛岡文士劇に関わったすべての皆様に、心から御礼申し上げます。

そして観劇くださった方、応援してくださった方。

ありがとうございました!!!

楽しかった!!!

 

わたくしが出演した「時代物」は、IBCさんで1月3日オンエアです♪

 

▲礼!!!

 

 

 

 

 

☆★おまけ★☆

悪いばぁやだなー(笑)