みんなのラジオ2016春~今~

2016年03月15日

『みんなのラジオ2016春~今~

 

お聴きくださった皆様、

メッセージでご参加くださった皆様、

本当にありがとうございました!

 

昨年同様、釜石から声を届けました。

沿岸広域振興局の3階の1部屋をお借りして作った仮設スタジオ。

窓の外、道路を挟んだ向こうでは、ショベルカーなどが働いていました。

 

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今年は沿岸全12市町村を事前に取材して

たくさんの方からお話を伺って、たくさんの場所を見てきました。

 

『あの日から、沿岸に足を運べていない。それが申し訳ない』

という、内陸にお住まいの方からのメッセージは

以前から多くいただいていたので

『今の私にはまだ無理…』という方に「追体験」をしてもらえるような、

現地を一緒にまわっているような…そんな作りにしたかったのです。

 

もっともっと、取材の音声も録ってきていたのですが

全部をお届けすることはできず。

でも、番組に寄せられる反響の多くが『現在の沿岸がわかった』というもので

少しほっとしました。

 

本当は言いづらいだろう事を綴って、メッセージを寄せて下さった方。

たくさんいらっしゃいました。

これは毎年のことです。ありがとうございます。

大一さんと私が、「うまく返事ができないなぁ…」と反省するのも

毎年のことです。

完璧じゃないかもしれないけれど「みんなと一緒に」番組を作ろうと一生懸命になる。

それが、みんなと大一さんと私で作る「春のみんなのラジオ」だと。

あらためてそう思いました。

 

課題もたくさん見えました。

来年はどうやってみんなと想いを共有しようか。

もう考え始めています。

 

 

今年の『みんなのラジオ』で例年と大きく違ったのは

なにより、生放送をお届けした仮設スタジオに

JFNの井門宗之さんがいらしたこと。

ものすごく、心強かった…(涙)

 

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前日に盛岡入りしてくださった井門さんは、木曜Posh! にも出演して

岩手のみんなに想いを届けてくれました。

その井門さんがスタジオで、『みんなのラジオ』に耳を傾けてくださって。

ときにヘッドフォンをしてじっくりと、

ときにうんうん、と深く頷きながら…。

一番近くに居る番組のリスナーさんでした。

 

こんな事書いちゃったら、井門さん怒るかな。でも書いちゃう。

ラジオってやっぱスゴイな。

おれオープニング聴いただけで泣きそう。

 

この井門さんの言葉を聞いて、確信しました。

「大丈夫だ」って。

 

3月11日の特番は毎回「これで大丈夫かな…」って探りながら喋り始めるんですが、

不安な気持ちは全て吹き飛んで。

いつもの私たちでやればいいんだって、ポンと背中を押してくださった。

井門さんには本当に、本当に、感謝しています。

「岩手のラジオをもっと盛り上げてね!」

このお言葉に反しないよう、精進します。

 

 

JFNの番組にも

井門さんリードのもと、大一さんと一緒に出演させていただいて

全国放送で「岩手の今」をお伝えしました。

10時台の【OH! HAPPY MORNING】

13時台の【デイリーフライヤー】

 

取材時によく、沿岸の方が話してくださった

『ただ、遊びに来てください。なんにもしなくてイイです』

この言葉が届くよう、お伝えしたつもりです。

 

 

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▲がらん。

 

 

Sディレクターが魔法の手袋をはめて作業をすると

仮設スタジオもあっという間、もとの部屋に戻りました。

40分前まで喋っていたのが嘘のよう…。

 

 

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▲美味しい海産物いっぱい♡ みんなで食べに行きたいなぁ♪

 

 

震災のことももちろんですが、

これからも色々なことをみんなで共有して、たくさん笑いたいですね。

 

毎日当たり前のように呼吸して、当たり前のように食事して

「生きてる!」なんて実感を持っていなかったんですが…。

日常を大切に、あなたと過ごす1日1日を「生きているからこそ!」なんだと

しっかり実感していこうと思います。

 

 

みなさま、いつもありがとうございます。