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今週のレシピ

2024年3月18日放送のレシピ

「ぼた餅」

  • もち米…100グラム
  • 白米…100グラム
  • 水…220cc
  • 砂糖…適量
  • 塩…小さじ1杯
  • 粒あん…140グラム
  • 粒あんの材料
    →小豆…300グラム
    →水…1.5~1.8リットル
    →砂糖…300グラム
    →水あめ…大さじ3杯
    →塩…ひとつまみ

  • 粒あんを作るため、小豆をたっぷりの水に浸けて、浮いた豆、割れた豆、虫食い豆
    などを取り除く
  • 大きい鍋に小豆と、その2~3倍の水を入れ、火にかける
  • ブクブクとひと煮立ちしたらザルにあけて、湯を捨てる。新豆なら1回、古い豆なら
    2回行う→シブ抜きという
  • 小豆をザルごと冷水に入れる。びっくり水効果があり、小豆の組織にヒビが入って、
    シブがよく抜け、煮えやすくなる
  • 小豆を再び鍋に戻して、1.5~1.8リットルの水を加え、フタをせずに強火にかける
  • 煮立ったら豆が踊らない程度の弱火におとす
  • 途中でアクをすくって取り除き、豆が湯面から出るようなら湯を足して、空気に触れない
    ようにして40分茹(ゆ)で続ける
  • 小豆が指でつぶれるほど柔らかくなったら、砂糖の3分の1の量を加え、徐々に芯まで
    糖分を含ませる
  • 2回目の砂糖は、煮汁が減ってきたタイミングで加える。次第に焦げやすくなるので、
    木ベラで混ぜながらしばらく煮て、鍋底にヘラの跡が見えるほど煮汁が減ってきたら、
    最後の砂糖を加える
  • 煮詰まってきたら、水あめも加え、なめらかさとツヤ出すため練る
  • 塩を加えて味を引き締め、木ベラの跡が残る程度の堅さに仕上げる→粒あん完成
  • もち米と白米を同量ずつ合わせ、水が透明になるまで洗う
  • たっぷりの水に15分浸し、ザルに上げて15分放置し水気を切る
  • 米を炊飯器に入れ、220ccの水を加え、炊飯器の早炊きモードで炊く
  • 炊き上がったら、砂糖大さじ2杯と塩ひとつまみを合わせて、炊き上がった米に加え、
    全体をサックリと混ぜて均一にする
  • 米をボウルかすり鉢に移して、すりこぎ棒で半つぶしにして12等分に分ける
  • 固く絞った水でぬれたフキンに、25グラムくらいの粒あんをのせて、平らな楕円形に
    広げて、俵形にしたご飯1つをのせる
  • フキンを使ってご飯を芯にして粒あんで包み、形を整えれば、ぼた餅の完成
  • これを繰り返して合計12個のぼた餅を作る

《ポイント》
・小豆を煮るときは何回かに分けることを忘れない
・もち米と白米は1対1と覚える

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番組のご案内

岩手県産の野菜・果物・魚類・肉類は、全国トップクラスの品質を誇り、今や全国各地へ流通しています。地元でとれたものを地元で消費する「地産地消」は、岩手の安全安心な山の幸・海の幸の優れた食材を、さまざまな料理法で創りあげる「地産地創」という新たなキーワードで今や食文化の進展をリードしています。
そこで、身近にある食材で、誰もが手軽に作れる四季折々の料理を番組で紹介するため、現代の名工・元日本調理師会会長の加藤綱男さんの出演により「加藤綱男の料理小噺」(15分番組)が2013年12月からスタート。小噺トークで料理を紹介し、合わせて番組ホームページで、できあがりの料理の写真付きで、材料と作り方をプリントアウトできるというスタイルも好評を博してきましたが、加藤綱男さんは2022年7月で番組を卒業。
同年8月から、加藤綱男さんの経営する「いしどりや新亀家」料理長で加藤綱男さんの孫にあたる加藤卓也さんが、番組を受け継ぎ、新たに「岩手の料理小噺」として再スタートすることになりました。

「岩手の料理小噺」
放送時間:毎週月曜8:45〜9:00

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プロフィール

加藤卓也(かとうたくや)

1988年8月5日花巻市石鳥谷町生まれ
盛岡スコーレ高等学校調理科を卒業後、京都の老舗料亭「菊乃井本店」で5年間、大阪市の「和食いしず」で3年間修業。また飲食業界で6年間勤務した後、2020年帰郷し、日本料理「いしどりや新亀家」に入社。
現在は料理長として、伝統を守りつつ新しい味を追求し、より良いサービスの提供に努めている。

 
川村龍雄(かわむらたつお)

フリーアナウンサーとして、番組パーソナリティーや、各種イベント司会やテレビ・ラジオの番組やCMナレーターを務める。
料理小噺のプロデューサー・ディレクターでもある。
エフエム岩手「洋楽メモリーズ」「Hikingレディオ」「いーはとーぶトーク」も担当。

 

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