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今週のレシピ

2026年8月31日放送のレシピ

「スダチコショウ」

〔作りやすい分量〕

  • スダチ…12~14個(約300グラム)
  • 乾燥米こうじ…30グラム
  • 青唐辛子…100グラム
  • 粗塩…30グラム
    ※この分量で、240~250グラムが出来上がる

 

  • スダチ12~14個はよく洗い、水けを丁寧にふき取る
  • スダチの皮を、ピーラーや包丁を使って薄くむく
  • 皮の内側の白いワタには苦みがあるが、スダチは苦みが比較的少ないので、多少
    残っていても大丈夫
  • ただし、白い部分は厚くむき過ぎないほうが、香り良く仕上がる
  • 皮をむいたスダチは半分に切り、果汁をボウルに絞る
  • 種が入った場合は、きれいに取り除く
  • 絞ったスダチの果汁に乾燥米こうじ30グラムを加え、全体をよく混ぜる
  • そのまま15分以上置き、米こうじに果汁を吸わせて戻す
  • 青唐辛子100グラムのヘタを切り落とし、縦半分に切って種を取り除く
  • 青唐辛子は刺激が強いため作業するときは、必ず調理用の手袋をつけること
  • 作業中に目や顔を触らないようにして、使った包丁やまな板も、作業後によく洗う
  • 辛い味が好きな人は、種を残したまま作ることもできる
  • その場合は、青唐辛子を70グラムほどに減らすと、辛みと全体のバランスが取り
    やすくなる
  • フードプロセッサーに、薄くむいたスダチの皮、下ごしらえをした青唐辛子、粗塩、
    スダチ果汁で戻した米こうじを果汁ごと全て入れる
  • 材料が均一に混ざり、なめらかなペースト状なるまで、しっかりとカクハンする
  • 途中で一度フタを開け、容器の側面に付いた材料をヘラで落としてから、再び
    カクハンすると、ムラなく仕上がる
  • フードプロセッサーが小さい場合は、材料を2回ほどに分けてカクハンし、
    ボウルでよく混ぜ合わせる
  • 最後に、出来上がったスダチコショウを、しゃふつ消毒などをして、清潔にした
    保存ビンに小分けにして入れる
  • 空気に触れると変色しやすいため、表面を平らにならし、スダチコショウの表面に
    ラップをピッタリと密着させる
  • フタをして、直射日光の当たらない涼しい場所で、2日間ほど置く
  • 2日ほど置くことで、米こうじの働きによって、味が少しずつなじみ、辛みや
    塩味がまろやかになる
  • その後は、冷蔵庫で保存すること

 

【作り方のポイント】

  • スダチの皮は、なるべく表面の緑色の部分を中心に薄くむくことがポイント
  • スダチらしい爽やかな香りは、主に皮の緑色の部分に含まれているので、白いワタ
    が多く入ると苦みが出やすくなるため、できるだけ薄くむくと香りが良くなる
  • 絞った果汁を米こうじに吸わせておくことも大切
  • 乾燥した米こうじを、そのまま加えるよりも、スダチの果汁に15分以上浸して
    柔らかくしておくことで、全体になじみやすくなる
  • スダチの果汁も無駄なく使えて、酸味と香りのある仕上がりになる
  • 粗塩には、味をつけるだけでなく、保存性を高め、発酵を安定させる役割がある
  • 塩分が強く感じられても、時間を置くことで、青唐辛子やスダチ、米こうじの味と
    なじんでいく
  • 作りたては青唐辛子の辛みが強く、塩味も角が立って感じられるが、数日から
    数週間置くと、米こうじの働きで、少しまろやかになり、うま味も増していく
  • 青唐辛子の種を取り除くと、辛みが少し穏やかになり、スダチの香りを感じやすく
    なる
  • 強い辛みが好きな人は、種を残しても構わないが、青唐辛子の量を減らして調整
    すること
  • 保存ビンや調理器具に水分や汚れが残っていると、傷みの原因になる
  • ビンは清潔なものを使い、スダチや青唐辛子の水けもしっかりふき取ってから作る

 

【保存について】

  • 出来上がったスダチコショウは、冷蔵庫で3ヶ月から4ヶ月ほど保存できる
  • 清潔なスプーンを使って取り出し、使用後は表面をならして、再びラップを
    ピッタリと密着させること
  • 水分や食べ物のかけらが入らないようにすることも、長持ちさせるポイント
  • 長く保存したい場合は、冷凍用保存袋や小さな保存容器に小分けにして冷凍庫で
    保存する。冷凍では1年ほどが目安
  • 少量ずつ小分けにしておくと、使う分だけ取り出すことができて、香りや色も
    保ちやすくなる

 

【使い方と盛り付けのポイント】

  • スダチコショウは、一度にたくさん使うのではなく、料理に少量ずつ添えるのが
    おススメ
  • 焼き鳥や、焼いた豚肉、牛肉、焼き魚などには、皿の端に小さく添える
  • 食べるときに少しずつ付けると、スダチの香りと青唐辛子の辛みを楽しめる
  • 冷ややっこや湯豆腐には、豆腐の上へ少量のせ、濃口しょう油を少しかける
    だけでも美味しく食べられる
  • そうめんやソバ、ウドンのツユへ少量溶かすと、爽やかな香りが加わる
  • 味噌汁やお吸い物、鍋物には、食べる直前に加えると香りが飛びにくくなる
  • 白い小皿やガラスの器に少量盛り付けると、スダチコショウの鮮やかな緑色が
    良く映える

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番組のご案内

岩手県産の野菜・果物・魚類・肉類は、全国トップクラスの品質を誇り、今や全国各地へ流通しています。地元でとれたものを地元で消費する「地産地消」は、岩手の安全安心な山の幸・海の幸の優れた食材を、さまざまな料理法で創りあげる「地産地創」という新たなキーワードで今や食文化の進展をリードしています。
そこで、身近にある食材で、誰もが手軽に作れる四季折々の料理を番組で紹介するため、現代の名工・元日本調理師会会長の加藤綱男さんの出演により「加藤綱男の料理小噺」(15分番組)が2013年12月からスタート。小噺トークで料理を紹介し、合わせて番組ホームページで、できあがりの料理の写真付きで、材料と作り方をプリントアウトできるというスタイルも好評を博してきましたが、加藤綱男さんは2022年7月で番組を卒業。
同年8月から、加藤綱男さんの経営する「いしどりや新亀家」料理長で加藤綱男さんの孫にあたる加藤卓也さんが、番組を受け継ぎ、新たに「岩手の料理小噺」として再スタートすることになりました。

「岩手の料理小噺」
放送時間:毎週月曜8:45〜9:00

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プロフィール

加藤卓也(かとうたくや)

1988年8月5日花巻市石鳥谷町生まれ
盛岡スコーレ高等学校調理科を卒業後、京都の老舗料亭「菊乃井本店」で5年間、大阪市の「和食いしず」で3年間修業。また飲食業界で6年間勤務した後、2020年帰郷し、日本料理「いしどりや新亀家」に入社。
現在は料理長として、伝統を守りつつ新しい味を追求し、より良いサービスの提供に努めている。

 
川村龍雄(かわむらたつお)

フリーアナウンサーとして、番組パーソナリティーや、各種イベント司会やテレビ・ラジオの番組やCMナレーターを務める。
料理小噺のプロデューサー・ディレクターでもある。
エフエム岩手「洋楽メモリーズ」「Hikingレディオ」「いーはとーぶトーク」も担当。

 

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