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今週のレシピ

2025年2月10日放送のレシピ

「鮭(さけ)と根菜の粕汁(かすじる)」

〔4人分〕

  • 酒粕…100グラム
  • 塩鮭(甘口)…100グラム(1切れ~2切れ)
  • 大根…150グラム
  • 人参(にんじん)…4分の1本
  • 牛蒡(ごぼう)…4分の1本
  • 油揚げ…2分の1枚
  • 青葱(あおねぎ)…少々
  • 味噌…大さじ2杯
  • 水…700cc
  • 昆布…5センチ角 四方1枚
  • 干し椎茸(しいたけ)…2枚

 

  • 具材を切る前に、鍋に水700ccと昆布・干し椎茸を入れ、干し椎茸が戻るまで
    数時間水に浸しておく
  • 戻した干し椎茸は軸を切り落として細切り、牛蒡は洗って食べやすい大きさに乱切り、
    大根と人参はイチョウ切りにする
  • 切ったものは全て昆布の入った鍋に入れておく
  • 鍋を中火にかけて沸騰したら、火を弱めてアクをすくい取る
  • 昆布を取り出して、そのまま煮て、野菜にジックリ火を通す
  • 根菜に火を通している間に、油揚げを短冊に切り、葱は斜め切りにする
  • 鮭は、4等分から5等分くらいの食べやすい大きさに切っておく
  • 酒粕はそのまま汁に加えると固くダマになるので、汁に入れる前に、お玉などを使って、
    ダシ汁でよくほぐす
  • 野菜に火が通ったら、鮭と油揚げを加える
  • 鮭に日が通るまで3分ほど煮る
  • 鮭の色が変わって火が通れば、ほぐした酒粕と味噌を漉(こ)し器を使って溶き入れる
    →鮭の塩味や味噌の分量で変わるので、始めは控えめに味見をしながら加える
  • 味を調えたら、最後に葱を加えてサッと火を通し、お椀(わん)に注ぎ入れて出来上がり!

 

《ポイント》

  • 鮭の塩味を確認しながら、味噌の分量を調整すること
  • 和食で緑色のことを「青み」と呼ぶが、この色を上手に用いると、料理が上品に見え、
    美味しそうな雰囲気が出る
  • 青みは、手前に立てかけるようにしてよく目立つところに配置すると良い

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番組のご案内

岩手県産の野菜・果物・魚類・肉類は、全国トップクラスの品質を誇り、今や全国各地へ流通しています。地元でとれたものを地元で消費する「地産地消」は、岩手の安全安心な山の幸・海の幸の優れた食材を、さまざまな料理法で創りあげる「地産地創」という新たなキーワードで今や食文化の進展をリードしています。
そこで、身近にある食材で、誰もが手軽に作れる四季折々の料理を番組で紹介するため、現代の名工・元日本調理師会会長の加藤綱男さんの出演により「加藤綱男の料理小噺」(15分番組)が2013年12月からスタート。小噺トークで料理を紹介し、合わせて番組ホームページで、できあがりの料理の写真付きで、材料と作り方をプリントアウトできるというスタイルも好評を博してきましたが、加藤綱男さんは2022年7月で番組を卒業。
同年8月から、加藤綱男さんの経営する「いしどりや新亀家」料理長で加藤綱男さんの孫にあたる加藤卓也さんが、番組を受け継ぎ、新たに「岩手の料理小噺」として再スタートすることになりました。

「岩手の料理小噺」
放送時間:毎週月曜8:45〜9:00

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プロフィール

加藤卓也(かとうたくや)

1988年8月5日花巻市石鳥谷町生まれ
盛岡スコーレ高等学校調理科を卒業後、京都の老舗料亭「菊乃井本店」で5年間、大阪市の「和食いしず」で3年間修業。また飲食業界で6年間勤務した後、2020年帰郷し、日本料理「いしどりや新亀家」に入社。
現在は料理長として、伝統を守りつつ新しい味を追求し、より良いサービスの提供に努めている。

 
川村龍雄(かわむらたつお)

フリーアナウンサーとして、番組パーソナリティーや、各種イベント司会やテレビ・ラジオの番組やCMナレーターを務める。
料理小噺のプロデューサー・ディレクターでもある。
エフエム岩手「洋楽メモリーズ」「Hikingレディオ」「いーはとーぶトーク」も担当。

 

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