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今週のレシピ

2024年10月21日放送のレシピ

「しめ鯖(さば)」

  • 鯖…1本
  • 塩…大さじ1杯と2分の1杯
  • 米酢…ひたひたに浸かる程度

  • 鯖の頭を切り落とし、腹を切って内臓を取り出す
  • 腹の中の中骨にくっつく形で付いている血合いを、包丁の先で中骨に沿って
  • 切り込みを入れ、ためた水の中で、腹の中の汚れや血合いをしっかりと洗う
  • 軽く水気を拭き取ったら3枚におろすため、腹側から包丁を入れて身を切り離し、
    反対側の身も同じようにおろすが、腹骨はすき取らずに次の工程に移る
  • 塩でしめる鯖のしめ方
    →3枚におろした鯖をバットに並べ、両面にまんべんなく塩を振り、1時間置く
    →1時間後、ためた水の中で全面をサッと洗い、キッチンペーパー等でしっかりと
    水気を拭き取る
  • 酢でしめる鯖のしめ方
    →塩をした鯖をバットに隙間なく並べ、米酢をひたひたに加える(目安は15分)
    →酢を入れた後、バットを揺らして、鯖どうしの間に酢が回るようにする
    →次第に身が白っぽく変わってくるので、7分ほど経過したら上下を入れ替える
  • 冷凍保存の方法
    →アニサキスは24時間以上冷凍すると死滅するので、酢から上げた状態の半身を
    ラップして24時間以上冷凍する
  • 食べる際は、冷凍したしめ鯖を冷蔵庫に移して自然解凍し、腹骨をすき取り、小骨を
    骨抜きで一本ずつ抜き取る
  • 皮目を上にして、鯖の頭の端から薄皮をめくり取り、身を優しく抑えながら薄皮を
    はぎ取る
  • 食べやすい幅に切り分け、おろし生姜や山葵(わさび)を添えて、しょう油で
    召し上がれ!

《ポイント》
・一尾の魚を買うときは、腹の張りをみる。腫(は)れているものと違い、ふっくらして
全体のバランスが良いものを選ぶ
・薬味は右手前に盛り付けると食べやすい

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番組のご案内

岩手県産の野菜・果物・魚類・肉類は、全国トップクラスの品質を誇り、今や全国各地へ流通しています。地元でとれたものを地元で消費する「地産地消」は、岩手の安全安心な山の幸・海の幸の優れた食材を、さまざまな料理法で創りあげる「地産地創」という新たなキーワードで今や食文化の進展をリードしています。
そこで、身近にある食材で、誰もが手軽に作れる四季折々の料理を番組で紹介するため、現代の名工・元日本調理師会会長の加藤綱男さんの出演により「加藤綱男の料理小噺」(15分番組)が2013年12月からスタート。小噺トークで料理を紹介し、合わせて番組ホームページで、できあがりの料理の写真付きで、材料と作り方をプリントアウトできるというスタイルも好評を博してきましたが、加藤綱男さんは2022年7月で番組を卒業。
同年8月から、加藤綱男さんの経営する「いしどりや新亀家」料理長で加藤綱男さんの孫にあたる加藤卓也さんが、番組を受け継ぎ、新たに「岩手の料理小噺」として再スタートすることになりました。

「岩手の料理小噺」
放送時間:毎週月曜8:45〜9:00

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プロフィール

加藤卓也(かとうたくや)

1988年8月5日花巻市石鳥谷町生まれ
盛岡スコーレ高等学校調理科を卒業後、京都の老舗料亭「菊乃井本店」で5年間、大阪市の「和食いしず」で3年間修業。また飲食業界で6年間勤務した後、2020年帰郷し、日本料理「いしどりや新亀家」に入社。
現在は料理長として、伝統を守りつつ新しい味を追求し、より良いサービスの提供に努めている。

 
川村龍雄(かわむらたつお)

フリーアナウンサーとして、番組パーソナリティーや、各種イベント司会やテレビ・ラジオの番組やCMナレーターを務める。
料理小噺のプロデューサー・ディレクターでもある。
エフエム岩手「洋楽メモリーズ」「Hikingレディオ」「いーはとーぶトーク」も担当。

 

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