- 鶏の胸肉…適宜
- 生シイタケ…適宜
- 塩…適宜
- しょう油…適宜
- ミリン…適宜
- マヨネーズ…適宜
- カブ…適宜
- キュウリ…適宜
- 梅の枝の先端部分…10~15センチ
(できれば、蕾と一輪咲いた花びらが付いたもの)
- 胸肉を塩焼きかしょう油とミリンで焼いて、下味をつけておく
- 生シイタケを、5ミリくらいの厚さで縦に包丁を入れる。その際、
胸肉の巾に合わせて、その上にきっちり並ぶくらいの枚数を切る - 焼き上がった胸肉の上にマヨネーズをたっぷり塗ってシイタケを
上に並べていく
(この時「キレイになって美味しくなれよ」と声をかけながらやるとよい) - 並べたシイタケに塩をパラパラと振って、焼き台あるいは、
オーブントースターなどで2~3分焼く - あちゃら漬け(甘酢漬け)にしたカブを、梅の花びらの形に切って
付け合せにして、その上に鶯の形に切り抜いたキュウリを乗せる - 最後に、一輪咲いた梅の枝の先端部を添えて出来上がり!
【加藤綱男語録】
料理を作る際は、曹洞宗の開祖、道元禅師が説いた、食事を作る者が
持つべき三つの心、「喜心」「老心」「大心」の心得を、お手本にしてください。
「喜心」とは、
喜ぶ心。作る人が喜んで作れば、食べる人も喜んで食べる。
自分の喜びは他人にも伝わり、周囲に喜びの輪が広がります。
いわゆる奉仕の心を持って料理してください。
「老心」とは、
老婆心ともいわれる人を思いやる心。親が子供に作ってあげるように、
細かいところまで気を配って作ってください。
親切丁寧な「思いやりの心」を持って料理してください。
「大心」とは、
分け隔てのない大きな心。材料が良いから頑張るとか、料金が高いから
頑張るとか、そういう気持ちを持たず、分け隔てなく、物事をありのままに
見つめる、こだわりの無い心を持って料理を作ってください。