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今週のレシピ

2014年3月31日放送のレシピ

「蟹(カニ)汁仕立ての茶わん蒸し」

材料

  • 毛蟹(700g)…1パイ
  • 水…2700cc
  • 酒…180cc
  • 昆布…つめ昆布6枚か普通の昆布10cm位のものを1枚
  • 茶わん蒸しの地
    →毛蟹をゆでた汁…540cc、卵…3個、
    薄口しょう油…小さじ2杯、塩…少々
  • 餅…小さく切って白扇揚げにしておく
    ※白扇揚げ=泡立てた卵白1個分に片栗粉と水を
    各大さじ1杯で混ぜ軽く揚げる
  • ユリ根…塩ゆでしておく
  • 蟹味噌…ゆでた蟹から取っておく
  • 銀餡(ぎんあん)
    →ダシ汁(大さじ10杯)+薄口しょう油(大さじ1杯)+
    ミリン(大さじ1杯)+水溶き片栗粉少々でとろみをつける
  • 大根の葉の軸…2~3センチの大きさのもの

作り方

  1. 水+酒+昆布で蟹をゆでる
    (※冷たい水からゆで、沸騰したら10分位で火を止める)
  2. 茶わん蒸しの地を作る
    →蟹をゆでた汁(540cc)+卵(3個)+薄口しょう油(小さじ2杯)+
    塩(少々)
  3. 器に茶わん蒸しの地をはり、70~80度の温度で蒸しあげる
  4. 蒸しあがった茶わん蒸しの上に、餅、ユリ根、蟹の身、蟹味噌、
    銀餡を少しかける
  5. 緑の色ものとして、大根の葉の軸を笹打ち(笹切り・斜め切り)
    をして水を通し、パリッさせて上に添える

《ワンポイント》
・茶わん蒸しの地の味を確かめる簡単な方法は、沸騰したお湯に
浮かせておいた小さいボウルに、混ぜ合わせた茶わん蒸しの地を
大さじ2~3杯位入れると、2~3分ですぐ固まるので、それを
食べて味を見ればよい
・具をたくさん乗せるときは、茶わん蒸しの地は少な目にする

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番組のご案内

岩手県産の野菜・果物・魚類・肉類は、全国トップクラスの品質を誇り、今や全国各地へ流通しています。地元でとれたものを地元で消費する「地産地消」は、岩手の安全安心な山の幸・海の幸の優れた食材を、さまざまな料理法で創りあげる「地産地創」という新たなキーワードで今や食文化の進展をリードしています。
そこで、身近にある食材で、誰もが手軽に作れる四季折々の料理を番組で紹介するため、現代の名工・元日本調理師会会長の加藤綱男さんの出演により「加藤綱男の料理小噺」(15分番組)が2013年12月からスタート。小噺トークで料理を紹介し、合わせて番組ホームページで、できあがりの料理の写真付きで、材料と作り方をプリントアウトできるというスタイルも好評を博してきましたが、加藤綱男さんは2022年7月で番組を卒業。
同年8月から、加藤綱男さんの経営する「いしどりや新亀家」料理長で加藤綱男さんの孫にあたる加藤卓也さんが、番組を受け継ぎ、新たに「岩手の料理小噺」として再スタートすることになりました。

「岩手の料理小噺」
放送時間:毎週月曜8:45〜9:00

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プロフィール

加藤卓也(かとうたくや)

1988年8月5日花巻市石鳥谷町生まれ
盛岡スコーレ高等学校調理科を卒業後、京都の老舗料亭「菊乃井本店」で5年間、大阪市の「和食いしず」で3年間修業。また飲食業界で6年間勤務した後、2020年帰郷し、日本料理「いしどりや新亀家」に入社。
現在は料理長として、伝統を守りつつ新しい味を追求し、より良いサービスの提供に努めている。

 
川村龍雄(かわむらたつお)

フリーアナウンサーとして、番組パーソナリティーや、各種イベント司会やテレビ・ラジオの番組やCMナレーターを務める。
料理小噺のプロデューサー・ディレクターでもある。
エフエム岩手「洋楽メモリーズ」「Hikingレディオ」「いーはとーぶトーク」も担当。

 

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