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今週のレシピ

2018年10月22日放送のレシピ

「鮭の翡翠(ひすい)茄子(なす)包み」

  • 鮭の切り身…1切れ
  • 茄子…大きめの物1つ
  • 茸…なめこやヒラタケ
  • 里芋…1~2個
  • 稲穂…米の実を付けた先端の部分5センチくらい
  • 吸い地(じ)
    →水に白ダシをちょっとだけ入れたもの

  • 鮭の切り身を1センチ角に棒状に切り、霜降りをする
    (沸騰したお湯を通して水気を取っておく)
  • 茄子の天地(頭と尻尾)の部分を取り去る
  • 茄子の中心を貫くように菜箸(さいばし)で穴を開ける
  • 熱くなった油の中でクルクル転がすように茄子を回す
  • 中心に穴が開いているので、両端から泡が出てきたら
    油から取り出し、氷水で冷やして、すぐに皮をむく
    (→きれいな翡翠色の茄子ができる)
  • 茄子を縦にまっすぐに半分だけ包丁を入れて、観音開きにする
  • 内側2~3か所に軽く包丁を入れて、吸い地に15~16分
    漬けて下味(したあじ)を付けておく
  • ラップの上に茄子を縦に置き、霜降りをしておいた鮭を茄子の
    芯に置いて、茄子でクルクル巻き、ラップで留めて蒸す
  • 10分くらい蒸したら、ラップの上から二つに切り分ける
  • ラップを外して器に盛りつける
  • 天盛りに茸をのせる
  • 手前には、薄味で軟らかく煮た里芋をラップで茶巾に絞って置く
  • さらに、稲穂を200度くらいの油で揚げて天盛りに添える

《ワンポイント・アドバイス》
・茄子の中身は、鮭のハラスや別の魚とか、鶏のささ身を入れて
巻いてもよい

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番組のご案内

岩手県産の野菜・果物・魚類・肉類は、全国トップクラスの品質を誇り、今や全国各地へ流通しています。地元でとれたものを地元で消費する「地産地消」は、岩手の安全安心な山の幸・海の幸の優れた食材を、さまざまな料理法で創りあげる「地産地創」という新たなキーワードで今や食文化の進展をリードしています。
そこで、身近にある食材で、誰もが手軽に作れる四季折々の料理を番組で紹介するため、現代の名工・元日本調理師会会長の加藤綱男さんの出演により「加藤綱男の料理小噺」(15分番組)が2013年12月からスタート。小噺トークで料理を紹介し、合わせて番組ホームページで、できあがりの料理の写真付きで、材料と作り方をプリントアウトできるというスタイルも好評を博してきましたが、加藤綱男さんは2022年7月で番組を卒業。
同年8月から、加藤綱男さんの経営する「いしどりや新亀家」料理長で加藤綱男さんの孫にあたる加藤卓也さんが、番組を受け継ぎ、新たに「岩手の料理小噺」として再スタートすることになりました。

「岩手の料理小噺」
放送時間:毎週月曜8:45〜9:00

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プロフィール

加藤卓也(かとうたくや)

1988年8月5日花巻市石鳥谷町生まれ
盛岡スコーレ高等学校調理科を卒業後、京都の老舗料亭「菊乃井本店」で5年間、大阪市の「和食いしず」で3年間修業。また飲食業界で6年間勤務した後、2020年帰郷し、日本料理「いしどりや新亀家」に入社。
現在は料理長として、伝統を守りつつ新しい味を追求し、より良いサービスの提供に努めている。

 
川村龍雄(かわむらたつお)

フリーアナウンサーとして、番組パーソナリティーや、各種イベント司会やテレビ・ラジオの番組やCMナレーターを務める。
料理小噺のプロデューサー・ディレクターでもある。
エフエム岩手「洋楽メモリーズ」「Hikingレディオ」「いーはとーぶトーク」も担当。

 

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