ピンキーの部屋【10】

2019年07月05日

 

10回目の『早出しリポート』は盛岡市東安庭にある「竹芳」さんから♪

今年もいよいよスタートした「かき氷」についてお伝えしましたよ☆

 

▲そよ風がとっても気持ちいい!ステキな佇まいです☆

 

▲手前から「いちごみるく」「ゆずみるく」「黒蜜きなこ」「宇治金時」

 

 

どのフレーバーにも、

うつわの底に白玉だんご(2コ)と、それを覆うようにあんこが。

白玉に氷が直接触れてしまうとすぐ固くなってしまうので、あんこでカバーしているんです。

「食べる人」のことを考えた工夫。嬉しいですね♪

 

陸前高田の”北限のゆず”の皮で作った「ゆずジャム」使用、『ゆずみるく』。

目の前に置かれただけで香ってくるゆずの香り、さっぱりした風味、

追いかけてくるミルクの甘さ。旨。

酸味のあるいちごをジャムにして、ミルクと合わせた『いちごみるく』。

かき氷のフレーバーには元々イチゴがあるだけに、驚くこと必至!全然違う!

白玉とあんことイチゴで「いちご大福」の満足感!旨。

私のイチオシ、和菓子のお店の本気が見える『黒蜜きなこ』。

ねっとり濃厚な黒蜜の風味と香ばしいきなこがマッチ。

底のあんこと合わせるとさらに美味しい楽しい♡旨。

中継前に召し上がっていたお客様も、中継後に来店された方も、

ほとんどの方がオーダーされてたのが『宇治金時』。和菓子のお店ならではの

間違いないお味。ほろ苦さと香りがたまらないオトナの味。旨。

 

▲竹芳の”せがれ”こと、長澤武久さんと♡

 

*五感で楽しんでいただくために、氷もわざと粗削りにしている

*粗削りにすることで、蜜がよく絡む

*和菓子を食べる機会のない若い世代に来店してもらえるよう、かき氷スタート

 

↑ これ以外にも、オフマイクで色んなお話を聞きました。

伺ってから、かき氷やどら焼きを食べて納得。

美味しいはずです。ご家族で大切に大切にされてきたんですね。

お菓子自体のことも、考え方も。

 

▲憧れの上生菓子「雨上がり」。6月生まれだから紫陽花が好きなのよー!

 

他にもどら焼き、くるみ糖、和三盆のお菓子…。たくさん買って帰ってきました☆

和菓子がお好きな方はもちろん、「暑いからとりあえずかき氷!」の方も

是非お運びくださいませませ!!

 

 

【竹芳 東安庭本店】

住所 岩手県盛岡市東安庭1丁目6-2

電話 019(653)6158

営業時間 9時30分から18時まで

※季節限定かき氷の提供は、11時から17時まで

 

 

<お店にあるステキなもの!!>

お話を伺った”せがれ”さんのお父上がご存命のときに書かれたもの。

なんとこの時、盲目だったそうです。

書くことも描くこともお好きだったんですね。紙を折ったり工夫をして、

よくお手紙も書かれていたんですって。

『和菓子は 我が師にありて 我が子なり  黙城』

なぜ雅号が「黙城」なのか…

それはお店に行ったとき、せがれさんに聞いてみてください♪(ほっこり)